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頭痛の種類

片頭痛と緊張型頭痛の違いを正しく知る

「ズキズキ」と「締め付け」では原因も対処法も異なります。2大頭痛の特徴と見分け方を解説します。

2026年4月26日

「頭痛」とひとくちに言っても、その原因や症状はさまざまです。日本人が経験する頭痛の中でとくに多いのが「片頭痛(偏頭痛)」と「緊張型頭痛」の2種類です。この2つは症状が似ているようで、原因・痛みの質・対処法がまったく異なります。正しく見分けることが、適切な予防と治療への第一歩です。

片頭痛(偏頭痛)とは

片頭痛は脳の血管や三叉神経が関与する神経血管性の頭痛です。日本では約840万人が罹患しているとされ、20〜40代の女性に多く見られます。

主な特徴

  • 痛みの質:ズキズキ・ドクドクと脈打つような拍動性の痛み
  • 痛みの部位:頭の片側(両側に出ることもある)
  • 持続時間:4〜72時間
  • 強度:日常生活が困難になるほど強い
  • 随伴症状:吐き気・嘔吐・光や音への過敏、前兆(閃輝暗点など)
  • 動くと悪化:階段の昇降など日常的な動作で痛みが増す
片頭痛の特徴を示すイラスト(拍動性の痛み・光過敏・前兆の閃輝暗点)

緊張型頭痛とは

緊張型頭痛は日本で最も多い頭痛で、頭を取り囲む筋肉の持続的な収縮や緊張が原因です。デスクワークや長時間のスマホ使用が多い現代人に非常に多く見られます。

主な特徴

  • 痛みの質:頭全体が締め付けられるような圧迫感・重苦しさ
  • 痛みの部位:頭全体、または後頭部から首にかけて
  • 持続時間:30分〜数時間(慢性化すると毎日続くことも)
  • 強度:日常生活はなんとかこなせる程度
  • 随伴症状:肩こり・首のこり・眼精疲労(吐き気は少ない)
  • 動いても変化なし:体を動かしても痛みは悪化しない
緊張型頭痛の特徴を示すイラスト(頭を締め付けるバンド感覚・首肩のこり)

2つの頭痛を比較する

項目片頭痛緊張型頭痛
痛みの質ズキズキ(拍動性)締め付け・圧迫感
部位片側(両側も)全体・後頭部
強度中〜重度軽〜中度
吐き気ありほぼなし
光・音過敏あり軽度のみ
動作による悪化ありなし
前兆ある人もなし

対処法の違い

片頭痛の場合

  • 暗く静かな場所で安静にする(光・音への刺激を減らす)
  • トリプタン系薬が有効(医師の処方が必要)
  • 市販のイブプロフェンやアセトアミノフェンも初期なら有効
  • 頻度が高い場合は予防薬の服用を医師と相談

緊張型頭痛の場合

  • 首・肩のストレッチやマッサージ
  • 温かいシャワー・入浴で血行を促進
  • アセトアミノフェン・イブプロフェンなどの鎮痛薬
  • 適度な運動・姿勢の改善

自分の頭痛タイプを知ることが大切

同じ人でも両方の頭痛が混在することがあります。「今日の頭痛は片頭痛か緊張型か」を見分けることで、適切な対処が取れるようになります。HareLogで痛みの質・部位・強度を継続的に記録することで、自分の頭痛パターンと傾向がデータとして可視化されます。

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